新年によせて

皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

令和2年の幕が開けました。オリンピックを始め、華やかなイベントが目白押し

のようで、ワクワク感もひとしおですね。 一方で、地球規模での気象の変化など、

私たちを苛(さいな)む、言いようのない不安感があることも否定できません。

それでも、毎年心新たに今年の幸せを願う年始は、初心への回帰をさせてくれる、

貴重な節目の時と言えますね。

先日、法人経営者の集まりの中で、こんな言葉を聞きました。

 「が」 ではなく、「げ」 に生きる という言葉です。

若い時は特に陥りがちなことですが、自分の力を過信しがちだったり、

逆に卑下しがちだったり、等身大の自分が見えにくいものです。。

又、4~50歳代頃までは、元気で、仕事も油が乗る時期で何事にも勢いがよく、

自分では気づかず、「私が」、「私が」が出がちです。

それだけ一生懸命なのですが、そこのところを、

「おかげ」、「おかげ」の「げ」を増やすようにすると、よいというのです。

一言話す時、まず感謝の言葉を伝えると、その後の話が和らいで

スムーズにいくことが多いというお話でした。

「が」ではなく「げ」に生きる・・・今年の目標の一つができました。